ちいさなつぶやき by shino

MENU

秋の庭の異変

やっと日中の気温が下がり始め、庭も手入れが気になるようになりました。

ここ数日の間に・・・玄関前の大きな松がみるみる茶色に・・・・。

どうも、松くい虫のようです。松のエイズと言われるように、こうなり始めると

もう切るしかないようです。松はお金がかかるから・・・と言いつつも、

何十年もそこにあった木がなくなるのは寂しいです。

でも、早く処分をしなくては・・。

ふと気がつけば、垣根のつつじも端っこが葉っぱがありません・・・。

よく見ると、ミノムシが、たくさん、そこにもここにも 「ぶら~ん」 ・・・・・・・。

ミノムシといえば、小学校の時、naoと一緒にやりたい理科研究のテーマがありました。

それはミノムシの蓑の作り方・・・。あの、毛糸を切った箱の中に入れると

ミノムシはきれいな毛糸の蓑を作るというやつです。

いろんな素材や、温度や、環境を変えて・・・と、絶対にいい題材だったと思うのですが、

なんといっても、「さあ、蓑から虫を取り出しましょう!!」と、

虫を取り出すことを考えると、どうしても言い出せなかった実験でした。

(naoは喜んでやりそうだけど、家の中で逃げ出しても困るし・・・)

以前、最近ミノムシを見かけなくなった・・という新聞記事を読んだことがあり、

木枯らしに揺れるミノムシが見れないのは風情がないなあ・・と思ったのですが、

消毒をするから、いなくなってしまう、でも、消毒をしなければ植木を食われる・・・

そんなことをしんみり思いながら、やはり昨日、<消毒>をしました。

しかし・・・今日見たら元気に動いていました。「効いてない!!」

優しい気持ちはどこにやら・・・くやしー!!と心の中で毒づいています。

人間て、こんなもん。