ところで、昨年の暮れからマダム・ミーに
手の指が曲がらなくなったり、しびれたりする症状が出てきました。
これから先は、悪化させないように養生しながら
うまく仲良く付き合っていかなくてはなりません。
手先を使って、手芸をしたり洋裁をしたりするのが
一番好きな人なのでとても心配・・・・・
と言いながら、それを聞いた私は
今のうちにこれを何とかして貰わなくちゃ!いそげ!
と一目散に駆けつけました。
箪笥の中でずっともう30年近く眠っていたコートですが
生地も色も大好きで、もうこの赤を着ることはないけど、
心ひかれて捨てられませんでした。
型は少し古めですが、アメフトのような肩パッドを外し
袖付けを直してもらい、
次はNaoがこのコートを着るそうです。
とても嬉しい。
この完成に感動して、もう一枚!
Naoと公園をお散歩する為によくこれを着ていましたが
同じように大きな肩パッドが入り、
今では流行遅れでどうしようもないので
捨てる前にお風呂上りのガウンにでもして着てしまおうかなー
と思っていたものです。
このコートも、肩を直してもらって、
普通にこの時期着れるようになりました!
もちろん、娘がいるか・・とか、
あるいはその娘が、親のお古を着るような子かどうか・・とか
そんな事でも違ってくると思うけど
最近の整理整頓番組のように、2年着ない服は捨てる!と言う事を
忠実にやっていたら、こんな服は
遥か昔に、もう捨ててしまっているのだろうなあ・・・と思います。
思いがけず古い偉人の手紙発見!とか、
昔の骨董品の壺発見!なんていうのは
置き場がかなりあるか、それとも整理整頓をあまりしていない
というのでないと
みんな捨てちゃって綺麗な生活をしていたら
今、必要な物以外は、何もないという暮らしになるのでは・・。
今はもう要らない!と思っていても、
歳を取ってきたり、時間が経ってくると、
大切に感じる物が、結構たくさんあると思うのです。
それがまた、片付かない理由なのでしょうけれど。
捨てるものをしっかり見極める目が難しいのでしょうね。
それよりも何よりも、マダム・ミーがいてくれてこそ!
御身体お大事になさってくださいね。←(今更・・・)