お正月過ぎて成人式の写真を撮っておくというので、
昨年から美容院と写真屋さんをお願いしていました。
そして、12月の最後の方で着物を持ってきておいてくださいね、と
美容院さんに言われていたので、箪笥の中から
着物、帯、長襦袢、足袋・・・と出していきました。
和ダンスはあるけど、着物を着ることが今はもうほとんどないので
何を持っていかないといけないのか???
わたしの方が悩みます。
レンタルはお金がかかるけど、
身一つで行けば、頭の先から足の先まで貸してもらえて
美容院も写真も指定のところでパックになっているのでとても楽。
反面、親の着物を着せるのは
お金はかからないけど、箪笥の中から持っていくものを出したり、
足袋が入るかどうか合わせたり、草履は?バッグは?
美容院をお願いに行ったり、写真屋さんにお願いに行ったり・・・。
まさに、お金を出すか、労力を使うかと言う感じです。
長襦袢の襟が黄ばんでいたので、母に電話。
これって何処に買いに行くの?いくらくらいするの?
「家にあるから持って来ておきなさい」 (親ってありがたい!)
と言ってくれたので、持って行って置いて帰ったら
電話がかかって
「あなた、大変よ!!長襦袢の袖が45センチしかないわ!!!」
「え~~~~~~~~」(しばし、呆然・・・・・)
振袖と一緒に畳んで引出しに入っていたので、すっかりあるものと
信じていたのに、まさかの!!!
そういえば、昔はお嫁に行ったらもう振袖は着れないので
結婚が決まった時点で祖母が、他の着物を着る時に使えるようにと
長襦袢の袖を切って、縫い直しをしてくれていたようなのです。
そんなことはすっかり忘れてしまって、思いもしなかった二人。
「どうしよう~~~~」
「どうしよう~~~~」
まさか、将来生まれた女の子が、またこの振袖を着るかもしれない
なんて、その時誰も考えもしなかったですよねーーーーーーーーーー。
(つづく)