3月3日、長い事工事中だった近くの道路が開通しました。
喜多村ー新谷線です。
もともとのこの道は13歳から6年間naoが学校に通う通学路で
畑の中を通る、街灯もなく夜になるともう真っ暗の道でした。
遠くの山のふもとあたりまでだんだん上り坂になるのを
延々と自転車で走って帰ります。
学校を出る前に公衆電話から電話がかかると
30分後くらいに、家から自転車で途中まで迎えに行っていました。
真っ暗で途中に池もあって、迎えに行く私の方が怖かったのですが
お月さんが綺麗だとか、みかんの花の香りがすると言いながら
ポケットに詰めて来たチョコレートや飴を食べながら親子で話しながら帰った
それはそれで思い出のある道でした。
ここに住み始めた頃は電柱もまだ立っていなくて
家に遊びに来る市内の友達は、この道の風景が一番好きだったそうです。
道が広くなっても、夜に女性が自転車で走るにはやはり心配な道ではありますが。
運転免許を取って、練習をしているnaoにとってはこの開通はラッキーなものとなりました。
ここ数日、naoは運転の練習。
何十年と運転席側で居た私が、助手席側に。
今まで「行って来て!」と助手席のnaoを用事の度に走らせていたのに、
今度はハンドルを持っているnaoの代わりに助手席の私がダッシュ・・・。
世代交代・・・の予感をひしひしと感じております。
いや、そんなことは良いから、早く運転上手になってー。
車も大きいので、このくらいの道からまっすぐドライブ。