ちいさなつぶやき by shino

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嫁入りの座布団のデビュー

結婚の時に両親が持たせてくれた嫁入り道具の座布団。

赤い箱に入ったまま、数十年間ずっと眠り続けていて、

畳の部屋が少なくなった今座布団なんてほとんど使う事もなく

もう一生そのままかと思っていました。

家にある長年愛用の椅子の

お尻が当るところがペチャンコになってしまい

ごつごつするので、なにか分厚い座布団のようなものが無いか?

と言われてふと思い出し、「いいのがあるある!」

もう、もったいない!という時期はとうに過ぎています。

まさかカビ生えてないかしら??

ごそごそと納戸に入って、箱の中から2枚引きずり出してきました。

DSCN9953-s_20140830002342ab4.jpg

今まで邪魔~邪魔~と思っていて、喜んだ記憶が無いけれど

華やかなピンクに、今頃になって支度をしてくれた親の愛情を感じます。

幸い全く痛んでいませんでした。

DSCN9957-s.jpg

普通の座布団カバーをかけたら、違和感無く椅子の上で使えます。

それに気を良くして、箱の中にまだ3枚残っているのも、この際に使ってしまおうと

洋風のカバーを購入して、ソファーに置いてみました。

一般のクッションと比べたらかなり大きいけど、ゆったり包まれてなかなか良い感じです。

(本当は座布団だけど・・・)

DSCN9960-s.jpg

ただし、これには続きがありました。

納戸の中のもう一つの箱を開けると夏座布団が10枚。

そして、その下の箱には・・・・・・・・

これと同じ座布団が、もう5枚入っていました。

全部で10枚~~~

さすがに、後5つもは出せないので、

そちらはまだ箱の中で眠ってもらいます。

naoの時代に、5枚くらいは使うかも。