結婚の時に両親が持たせてくれた嫁入り道具の座布団。
赤い箱に入ったまま、数十年間ずっと眠り続けていて、
畳の部屋が少なくなった今座布団なんてほとんど使う事もなく
もう一生そのままかと思っていました。
家にある長年愛用の椅子の
お尻が当るところがペチャンコになってしまい
ごつごつするので、なにか分厚い座布団のようなものが無いか?
と言われてふと思い出し、「いいのがあるある!」
もう、もったいない!という時期はとうに過ぎています。
まさかカビ生えてないかしら??
ごそごそと納戸に入って、箱の中から2枚引きずり出してきました。
今まで邪魔~邪魔~と思っていて、喜んだ記憶が無いけれど
華やかなピンクに、今頃になって支度をしてくれた親の愛情を感じます。
幸い全く痛んでいませんでした。
普通の座布団カバーをかけたら、違和感無く椅子の上で使えます。
それに気を良くして、箱の中にまだ3枚残っているのも、この際に使ってしまおうと
洋風のカバーを購入して、ソファーに置いてみました。
一般のクッションと比べたらかなり大きいけど、ゆったり包まれてなかなか良い感じです。
(本当は座布団だけど・・・)
ただし、これには続きがありました。
納戸の中のもう一つの箱を開けると夏座布団が10枚。
そして、その下の箱には・・・・・・・・
これと同じ座布団が、もう5枚入っていました。
全部で10枚~~~
さすがに、後5つもは出せないので、
そちらはまだ箱の中で眠ってもらいます。
naoの時代に、5枚くらいは使うかも。