伯父の納骨も終わりました。
naoはこの天井の高い、昔の座敷の雰囲気が好きだと言います。
私の祖母の田舎の家もこんな雰囲気の部屋でした。
障子紙には伯父が桜の花型で修理した後がたくさん……。
ただ、かなり傷んでいて、老朽化と芸予地震で歪んでしまっているので
このまま保存し続けるのはかなり難しいです・・・・。
昔、20客のお椀のうちの10客を、本家から伯父に新宅分けしたものが出てきました。
こちらの10客には、田植えからコメになるまでが描かれています。
これらは本家にお里帰りです。
戸棚の中には、箱に入った食器などがあり、
今はもう還暦を過ぎた親戚の従兄の結婚式の熨斗などが付いていて
ああ、このお皿は我が家にもあるけど、「**さんの結婚式の引き出物だったんだわ!」と、
そんな事を発見!!!
Nao父の成人式の時に、市からいただいたのは青銅の文鎮でしたが、
naoの時には、バリィさんのバスタオルでした。
最近は結婚式やお葬式の引き出物もギフト本になったり、
記念品が消耗品になったりして、使わないものは要らないという
合理的な世の中になってきているけれど、
こういうものを眺めていると、
要らないようでも形になって残っているって
悪くないなあ…と思います。
歳のせいかしら。
ピントがぼけましたが、伯母のお雛様発見!
伯母が亡くなって5年。
いくら親戚でも、伯父の住んでいる家をごそごそ掃除もできませんでしたが
伯父の生きているうちに見つけて、飾ってあげていたら、
喜んでくれただろうなあ・・・。
でも、おひな祭りが終わった後、どうしていいかわかりません。
家がまだある間は、毎年ここに飾ってあげるかな。
要るもの、要らないものと分別していく中で、伯父が大切にしていたものと
私達が必要だと思うものは違うんだろうなあ・・・・と考えると、心が痛みます。
でも、少しづつ、前に進んでいかなくては。