一緒に行ったスーパーの入り口で、雛あられを見て
naoが、前段出たお雛様を当分見てないなーって言いました。
ただでさえ引越しの荷物でごった返しているので
今年はもう、お内裏様だけ出すのも無理…と思っていましたが
この春家を離れるnaoに
前段見せておいてやらなくては…という気になりました。
ところで、祭壇どこにあったっけ??
まずそこからです。
やっと倉庫の奥から探し出した箱は
何年も置きっぱなしで底が湿気で朽ちてボロボロ
蓋を開けたら、ヤモリが!蜘蛛の抜け殻が〜!
幸い取説が入っていたので
思ったよりは簡単に組み立てられ、これなら
毎年出せば良かったかなーと、ちょっと反省しきり。
でも、納戸から飾る箱を全部運んでくると、
凄い量……💧
やっぱり毎年これを出すのは無理だったかも………。
お内裏様の右左で夫と揉めましたが
折れて京都風で決着
五人囃子までは記憶があるのですが
あれ?まだまだ置き台がたくさんある?
こんなに人、居たっけ?
小物の配置もわからず、タブレットを見て調べます。
箱を開けると、右大臣、左大臣
泣上戸、笑い上戸,怒り上戸が出てきました。
いたいた、そういう人!
最後の最後に欄干と階段??これどこ?
昔の祖母の時代のお雛様は御殿まであったそうです。
久しぶりに見る7段飾りは迫力がありました。
ついこの間…のように思うけれど
よく考えてみたらもう25年以上も前の品物なのですね。
実家から頂いた時には喜びよりも
どうするのこれ……みたいな
戸惑いの方が大きかったのですが
naoは
この春前段並んだお雛様を見て
自分の誕生をこんなに喜んでもらえて
愛されていた事をしみじみ実感したようです。
今年のお雛様は特別心に沁みました。