今はもうカレンダー通りかもしれませんが
昔は旧暦でしていたのでひと月遅れでお雛様を片付けます。
naoが行ってしまった後で
1人でお雛様を仕舞うのは淋しいかなーと思っていたのですが
いざ、この量の箱を目の前にすると
「これを全部ここに入れる!」というミッション開始のスイッチが。
埃を払うお掃除セットもあります。
と思ったら、ハタキ振る度に羽が抜ける!!
ハタキ朽ちてる……。
なんと、今頃になって飾り付けの見本写真が出てきました。
刀、弓矢、小さなパーツの一つ一つ
髪を結い、着物を着せ、小物を持たせ
これだけの数の人形ですから、高価なはずです。
若い頃の子育て時期には、忙しくて、面倒で
早く片付けて終わらせたくて、
扱いも適当に雑にやってしまっていましたが
今年はゆっくり丁寧に、埃を払い
きちんと箱に詰めて行きました。
お内裏さまの顔、着物、ゆっくり眺めます。
今の方が、お雛様が好きです。
歳のせいかな。
これだけの物をきちんと手入れして片付けようとすると
穏やかなゆったりした時間が必要なのですね。
昔の人はそういう豊かな時間を持っていたのですね。
さて、ここからは大いに悩む。
この大きな箱の中に小さな箱全部
きちんと収まっていたはずなのに……。
出したり入れたり、箱を入れ替えたり。
箱詰めゲームみたい??
優雅な時間は終わり、ここからは体力勝負
木箱に入っていた時代の人
もっと重かったでしょうね。
全部2階に運びます。
次にお目にかかる時まで
カビず褪せず
お互い元気でまた会いましょう