海に流すと海を見るたびに思い出す・・・という話もありますが、
それはやがて忘れられて消えてしまうように思います。
でも、
お墓にしてあると、
何が埋まっているかもうわからなくなった何百年後でも
そこに何かが眠っているという「存在」が残ります。
何かわからなくても、手を合わせます。
江戸時代からあるという馬のお墓だって、今も祀られているのですから。
BOUもやはりお墓という形にして残してやりたいと思いました。
場所は・・・・じゃあ、馬の横?
がれきのような固い土をシャベルで掘り、
必死!
小さな箱なのに、埋めようとすると、
結構深く掘らないといけないんですね。
体力と時間がかかります。
そして暑い中、作業しながら考えました。
もう、Bouにしてあげられることは、
こんなことくらいしかないんだ。
昔の人も、そういう弔いの思いで、墓穴を掘ったのかもしれないなー。
お墓って本来そういう物なんだろうなあ・・・と、
一人で妙に納得していました。
そして、形のいい石を探し、水で洗い、たわしでこすり。
ついでにそこまでの道も作って。
(家人:それって並べてるだけでしょ、普通埋めなきゃ・・だって)
しかし、その後の、私と家人の話。
「あれは馬の墓ではなくて、馬をあがめて神として祭っているものだ」
ええ~いままで聞いていたのと違う・・・。でも確かにあれは神様だ・・・!!
わーーー、神様の横、掘っちゃったよ~~~。
しかも、神様の横に仏様だよ~~~。ま、まずい・・・・・。
(鳥は無宗教だからいいか?)
でも、馬さまはきっと、鳥を許して横に住まわせてくれるはず。
両方ちゃんと参らせていただきますので・・・。
神様も基礎石、ブロックではなく、もっといいのを買ってきますので(汗)
Naoが帰って来たら、石に名前を入れてもらおうと思います。
(猫が埋まっているくらい大きな墓になってしまった)
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昔のカラス事件が頭に残り、その後のBouが土の中でどうなるのかと
つい、想像してしまうNaoに改造された私の生物脳が怖いです・・・・。
ああ、考えないようにしましょう。