思い出のラスク

「これならうちの手作りのチーズケーキのほうが美味しい!って言ったの」

ええ~っ、そのnaoの言葉を聞いた友達は

私がどんなにお菓子作りが上手なんだと思ったことか。

「だって、うちのチーズケーキは下にビスケットの砕いたのが入ってるし。」

いや~それはタルト焼く代わりに、全粒粉クッキーを砕いてごまかしてるのよー

あんな適当なごまかしばかりのケーキも

naoにとっては、どこにも売っていないお気に入りの手作り家庭の味なのでしょう。

嬉しい半面、冷や汗ものです。

「またラスク食べたいよ~あれが最高だよ~送って。」という声におだてられて

久しぶりにお菓子作りをする気になりました。

こんな寒い日は、オーブン使うと部屋も暖かいし。

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naoが小学生の時、時々スイミング教室で一緒になる

同級生の可愛いお母さんがいました。

待ち時間の間、家庭の話や子供の話などを話したりしていたのですが

スイミングも辞めて、中学校も別になり会う事もなくなり・・・

その後、離婚したと言う事を、誰からか聞いて心配していました。

数年前・・・ふと携帯にアドレスがあるのを思い出して、どうしているだろうと

メールをしてみたらメールが戻って来てしまい、

そうか、もうきっと私のアドレスは削除してしまっているんだろうなあ・・

そう思って、もう彼女の事はそのままになっていました。

そして今年の夏。

小学校時代のお母さんに会った時、話の中で

なんと、その人がもう数年前に亡くなっていたのを知りました。

私は、もういない彼女にメールを打っていたのですね・・・・・・。

このラスクは、その人が作り方を教えてくれたもので、

今も私のノートにはその人のくれたレシピが張りつけてあります。

でも、まさか私がラスク焼くたびに彼女の事をずっと思いだしているなんて

本人は夢にも思わなかったでしょうね。

ラスクを焼き続けるうちは、彼女の事を忘れないでしょう・・・・・。

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久しぶりで調子に乗って焦げ過ぎちゃった・・・。