ちょっとヨウムの状態が悪くなり、予約してないけれど
今日見てあげますと言っていただけたので、
車にカゴを積み込み隣の市まですっ飛んで行きました。
体調は心配したほどではなかったのですが
一般的にヨウムのような鳥は、定期的に健診をするべきなのに
2年間していなかったので、この際にと健康診断もお願いしました。
鳥も血液検査をして、人間のように高脂血症、コレステロール、肝臓、腎臓と
ちゃんとデーターが出るのですね。
今のところ、赤い羽の影響も残っておらず
ようちゃんは健康そのものです。
強いて言えば、日光浴が足りないようでした。
そして、いろいろと飼育のアドバイスを聞いてきました。
<食事について>
* トウモロコシは糖分が高いのでダメ。
* 枝豆などの豆類はホルモンのバランスに影響を与えやすいのでダメ。
* ヒマワリの種、落花生など、種子類は全般的に脂質が高いので
与え続けると将来高脂血症を招く可能性があるから出来るだけやらない!
え~~~~~~っ!!! もう、いろいろと衝撃的でした・・・・・・。
それ、いけなかったの??
では、もしお楽しみに何かを与えるとしたら、どんな物をやればいいのですか?と、
尋ねたところ、生き物は本来は生命を維持するギリギリの為に食べるのであって
飼育していて、いつもそこに餌があるような鳥に
それ以上に美味しい物を食べるという事を鳥の「お楽しみ」にさせてはいけない…
というような話でした。
なので、食べ物を与えるよりも、他に楽しい事を与えてやったり、どうしてもやるなら
おもちゃやなにかの中におやつを隠して、簡単に食べれないように工夫して
遊ばせてやると言うような方法を考えるのだそうです・・・・・。
人間に例えれば、子供が喜ぶからと言ってジュースやお菓子を食べさせたり
お留守番のご褒美にと、アイスクリームを食べさせてるのは良くない。
ご褒美は、本を読んでやったり、一緒に遊んでやったりと、親がちょっと考えて
工夫すれば、お菓子を与えるよりも良い方法があると、
そういう風に考えてみると、言っている事が良くわかります。
つまり、私が頭をひねって考えなくてはいけないのですね。(うううっ)
病院に途中からnaoが来て、一緒に話を聞いたのですが
naoも今、健康食に凝っているので、トウモロコシの糖分や、大豆のイソフラボンなど、
「人間も鳥も全く同じなんだなあ~」と、笑っていました。
野菜を食べないんですが、どうしたらいいのでしょうか?という質問に
「ようちゃんが一番好きなお母さんが(私) 鳥の目の前で美味しそうに野菜を食べてください。
それを見せていると、そのうちに食べるようになります。」と言われ、
わ~~~、本当に人間の子供と同じ~~~。
それからは、クルミをフイルムケースに入れて、簡単に食べれなくしたり
(でも、簡単に開けちゃう💧)
ヒマワリを一粒、ハトロン紙に包んで、口をねじって与えたり…。
(モモにも)
底の新聞紙を全部落として、引き出しを開けてぶら下がっていても、
そうやって我を忘れて夢中で遊んでいる姿こそ「理想的」だったのですね~。
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飼育については、ネットでもその人その人の育て方があり
人間の子供も一緒で、これが絶対に正しい方法!なんていうものはないので
この先生の指導も参考にして取り入れながら、
自分に合った飼育方法を模索していきたいと思います。
ちゃんと診ていただいて、安心した3歳のヨウムでした。