6月頃の話です。
昨年小さな苗を見つけて育てていた「ラムズイヤー」というハーブ、
かなり立派になり、
友人に、
「もうすぐ花が咲くのよ~。」と嬉しそうに自慢した後で
ついうっかり
「でも、このふさふさの葉っぱって、嫌いなんだけどねえ~」
と言っちゃった。
だって、ラムズイヤー (羊の耳)と言う名のとおり
葉っぱ全体に毛が生えていて、雨が降ったり蒸れて枯れたりすると
デロデロになって、あんまり綺麗じゃないのですもの。
「えっ、嫌いなのに好きなの?よくわかんない・・・。
あれ?なんか前にもそんなこと言ってた花なかった?」
あるある、これです。
大好きな 別名キャットテールこと 「アカリファ」
でも、この赤い ふさふさ も、結構不気味だし
雨に降られると腐った芋虫みたいで、かなり気持ち悪くて好きじゃない・・・。
「でも、好きなんでしょ?」 う~~~~ん、この気持ちをなんと言おう。
これがイマドキの若い子の使う キモカワイイというやつかしら?
考えてみたら、好きでもないのに ツマグロヒョウモンの幼虫を育て、
好きでもないのに、ヤモリの写真を撮り・・・。
それ好きなの?と急に聞かれたら、
「う~~~~~~~~~~ん」
「嫌い」って言ったら、
今度は友達が「え~~~~~っじゃあなんで?」
笑ってしまった摩訶不思議な会話です。