わたしの着物でいいよとは言ってくれたけど、
一般的な母親の年齢よりは出産が遅かったので
同級生の母親の着物より*年はさらにレトロ。
しかも、当時選んだくれた祖母と母が
「御所車や鼓などのいかにも着物という柄ではないモダンな物」と
選んでくれたのが、なぜかきみどり。
呉服売り場の人も「きみどりですか?」と着物の色を聞いて驚くし
あちこちからどんどん送られてくる振袖のレンタルカタログなどを見ても
きみどりという色の着物はほとんどみないので、
昔選んだ母までが、
「地味かもしれないし、赤やピンクが可愛かったら借りてもいいんじゃない?」
と言いだす始末。
当の本人は何でもいいよ~ケロッとしてるけど。
実はこの着物
要らない!と言っていたのに
何の相談もなく勝手に買った!と怒って当時の私は全く喜びませんでした。
そして、成人式にも帰らなかった。
その時の申し訳なかったなーと言う後悔は
子供が大きくなるにつれ、ずっとずっと心にあって
今回naoが着てくれるので、少し罪滅ぼしになるかな・・と思っています。
当時着物を選んでくれた祖母も母も
100歳と79歳で、naoが20歳になるまでまだ健在。
いろいろと嬉しい。
nao、着てくれてありがとう。