何年かに一度、高松日帰りで会っていた学生時代の友人と
一度ゆっくり夜通し喋りたいね!どうせなら、懐かしの神戸で・・・と
合言葉のように話していた事が現実になってきました。
とはいえ、3人とも跡取りの嫁で、80歳以上の親がいて、
ショートスティに預けるので、どうぞ前日に熱が出ませんようにと神頼みだったり、
そして私といえば、出発の3日前に叔父が山から転げ落ちて骨折の手術!!
という大アクシデント!
何事もなく、この3人が一緒に泊りがけで旅行に行けるなんて奇跡に近い!と
言っていましたが、やっぱり~~~!
でもでも、なんとか実現できました(笑)
岡山で新幹線を見て血が騒ぐなんて、やはり島国、四国の人間???
最初にこの写真をnaoに送ったら
神戸に行ったはずなのに、どこにいるの~???と驚いたメールが帰ってきました。
(途中下車)
今回の目的は、みんなで昔住んでいた寮のあたりや、学校に行って見る事。
でも、どこもかも震災の影響と、時間の流れで全く別の面影もない建物に変わってしまいました。
このあたりは変わっていないとか、この道を歩いた事がある・・と
3人の記憶を合わせて思い出を辿りながら歩きます。
昔からポートタワーもあったし、見るところも遊ぶところもたくさんあったのに、
なんであの頃ここに来なかったんだろう??と話しましたが
考えてみると、30数年前のこのあたりはただの埠頭に近く、
若い女性が夜景を見に来るには、まだまだ淋しい物騒なところだったように思います。
こんな風にお店があったり観光化されてなかったし、
そして何よりも私達は仕送りの身で貧乏で、
うろうろするバス代のゆとりもなかったんです・・・。
雑貨屋さんなど、あちこちのぞきながらnaoを連れて来たら喜ぶだろうなあ~と思うあたり
ああ、自分はもう20代ではなく、歳を取ってしまったんだなあ・・・・と感じ、
自分達の過ぎた時間を感じる旅となりました。
結局歩きまわった疲れで、部屋に入ると夜通しのお喋りどころかバタンキューで爆睡!だったし。
体力の方が持ちませんでしたよー。
学生当時は、同級生でもそんなに仲良かった!と言う事もなかったのですが
筆まめでなんとなく文通が続き、環境が似て来た者同士が残り
2年間しか一緒にいなかったのに、寮で「同じ釜の飯」を食べた仲間って
30年以上経っても、あの頃に戻れるんだなーと思います。
また会いましょう!と、元気を貰った2日間の良い旅でした。