ちいさなつぶやき by shino

MENU

石倉ヒロユキ「暮らしの遊び方」

衣食住のなかで、どちらかと言えば一番興味があるのは「住」です。そんなわけで

市立図書館の2階家庭の専門書のところから、「シンプル生活」だの「捨てる!快適生活」

「素敵に暮らす1000の方法」などと言う本をいろいろ借りてきては、「そうか~こうすれば

良いんだなー」なんて夜寝る前に布団の中で読んでいる時間がまた楽しいのです。

先日「暮らしの遊び方」というはじめて見る本があったので借りてきました。

気がつかずに借りてきたのですが、読み始めておやっ・・と思って見ると作者は男性。

話の切り口が面白いのです。日本の目玉焼きは水で蒸し焼きにしてふっくら真っ白の

目玉焼きが主流!でも目玉焼きは白味の縁がカリカリと香ばしく黄身の底だけ半熟で

上は生が好ましい!なんていう目玉焼きの焼き方の話から、焼き方によって目玉焼の

名前がそれぞれ違う事や、卵だけを料理するオムレツパンの作り方など・・・つい

引き込まれてしまいます。

そこで・・・途中で気になって本の後ろを開いて作者紹介を・・・。

「あっ!この間この人テレビに出てた!!」何かの番組で、山中湖の近くに土地を買い

畑や庭を作り、暖炉を作り、田舎生活をしている人だと紹介されていました。

しかも、その庭や生活ぶりがすごいのです・・・。

確かイラストレーターだったと調べてみたら「なかよし3人組」という有名な児童書の

イラストもこの方でした。

ところで、ビールの話の中でビールは温度変化や震動が禁物、同じ缶ビールでも

振ったら味が変わってしまうんだと言う話があり、今流行のぐるぐる回して冷やす機械

なんて味の劣化・・・というのは笑えました。

「おめざ」という、朝目が覚めた時に食べるお菓子の事なんて知ってました??

そういう「へえ~」という楽しい話がたくさん入っています・・・。

石倉ヒロユキHP