今日の読売新聞で県内の読売一万局アワード達成の局が出ていました。一つの趣味を
ずっと続けていってすごいなあ~と思います。おめでとうございました。
設備はあるのに、私は何故無線をやめてしまったんだろう…と思うことがあります。
一番大きな行き詰まりは、女性の人でも出来る人もいらっしゃるのでしょうけれど、
私の場合、自分でリグや配線のメンテナンスが出来ない、トラブルが出た時に自分で
蓋を開けて、基盤をつつけない、自分で高いタワーに登って、アンテナの手入れが
出来ない…。それらすべてが人頼みで、マイクを持って話すだけでは、この先ずっと
この趣味を維持していくことは出来ないなあ…という思いがありました。
2sの世界で知名度が上がるほど、逆に「無線局です」と胸を脹れない自分がいました。
電波がいくら飛ばせても「アマチュア無線技師」ではないんですよね…。
車でも自分で修理の一つも出来ないと、好きで古い車を維持することは出来ないし、
乗って走るだけでは、本当の趣味とはなかなか言えませんよね。
男の世界で…限界を感じていました。
10年ぐらい前は寝食も惜しんでアワードにのめりこんだ時期があります。
あの時期があったから今は「気が済んだ」という所もあります。
もし、今もそうだったら…土日は無線機の前にいて、青空の山を鳥を眺めて
歩いてはいないでしょう。そう思うと、これも悪くはありません。
一つの趣味から,目を他に向けてみるのも同じ一生の中で大事な時間…。
でも、設備はあるし、また電源入れてみようかな~無線も嫌いではありません…。