新学期が近づき、時計が必要となりました。
安い時計を買うかどうするか・・・という話になった時、
「お父さんの使っていない時計を使う」と言うので、
ベルトを留めやすい物に交換して、電池を入れてみようと
お店に行くと、なんと費用がざっと約5000円!
これだと新しい時計が買えちゃいます。買った方がいいかも・・と
ちらっと思いましたが本人のこれを使う・・という意思が堅くて
結局、電池とベルトを変えてもらいました。
男物のでっかい時計がやけに腕に大きくて笑っちゃうんですけど、
引き出しで眠っていた時計がちゃんと世に出て、私も嬉しい気持ちです。
時計店に行くついでに、もう一つ長い事電池が切れたまま
眠っていた時計を持って行きました。これはもう25年位
前の時計です。父親の形見に近いものなのですが、
当時デジタルの同じようなペンダントをしていた人がいて、
その時はデジタルの方が欲しかったんですよ・・と言ったら、
今日の時計屋さんは、デジタルは液晶の寿命があるので駄目になりますが、針はずっと使えますから、絶対に
針がいいですよ・・と言っていました。今はこうしたペンダント式の時計は珍しいそうです。
良い物は電池を入れると、ちゃんとこうしてよみがえるんですね・・・。
昔は時計といえば高校入学の時にやっと買ってもらえるくらいで、宝石のように
トランクに入れて時計屋さんが見せに来たものです。初任給が10万あるかないかの
時に5万か7万くらいしたような気がします。今は時計も安くなりましたが
初めての時計が嬉しくて大事にしていたあの頃もとてもいい時代でした。
最近の子供が宝物のように大事に使う物・・って、何でしょうね?
(初めての携帯???)