ちいさなつぶやき by shino

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自分チョコ

昔私の実家はお菓子の卸売りをしていました。

ロッテのチョコレートなどを扱っていましたが、

それらは一ダース2ダースの塊でパックされていて

そのまま小売店に配達するので、

私の家では商品として棚に積みあがっているだけでした。


ごくたまに・・・箱が破損していたのか、

母が食べたくてひと箱開けたのか・・・、

バラになった板チョコが置いてあることがあって、

その時はチョコレートが10枚以上積みあがっていて、

やった~とうれしかったのを覚えています。


仕入れてもすぐに売れてしまうのがチロルチョコで、

箱にぎっしりと詰まったチロルチョコの箱が、

棚にたくさん並んでいるのを見ると

自分のお金で、ひと箱丸ごと買っちゃおうかなあ~と

娘の頃には思ったりしたこともあるのですが・・・


子供の頃のそんな気持ちは、

いつまでたっても心の中にあるのかも。



とそんな言い訳をして、

つい、見つけてしまって、自分チョコ、買ってしまいました。




え~い、チロルチョコひと箱!!大人買い!!


引き出しをあけるたびに、に~っ!と笑顔に。

少々食べても3段も入っているんですよ~っ

(でも、昔のはもっと小さくてサイズが可愛かった。

ということは、もっと個数が多かったのかな~??)



なんだかとっても贅沢をした幸せな気分でした♪

人間が庶民的で単純だけど。