ちいさなつぶやき by shino

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猪谷~9月



2011・8・27

                             

                               一週間後

                             


 


 2011.9.5



もののけ姫の映画の中で一番好きなのは、

ラストのシーンで荒れ果てた大地に新芽がいぶき、

みるみる緑の草原に変わっていくところです。


自然の力と言うのは偉大なものなんだなあ~と

久石譲の美しい音楽とともに感動します


しかし・・・・


現実の世界で、今度は草を敵にして戦ってみると

この自然の草の強さに、恐怖さえ覚えます。


一週間で、この通り・・・・


背の高い草を刈ってしまうと、今度は下から別の種類の草が場所ごとに固まって出てきます。











数十年前は、ここは笹がたくさん生えていました。それがセイタカアワダチソウになり、

そして現在では、一番多く生えているのはイタドリ


長い間同じところを見ていると、植物の力関係が良くわかります。

(これを植物の遷移というのだとか。これが進むと最後は陰樹林だけの山になるのだそうです)


結局は、また山にもどるのか~




プラムの木に、こんなものを見つけました。俗にサルノコシカケというやつでしょうか??




仮面ライダーのようなかっこいい?コオロギのようなものを見つけました。

最近naoのまわりには虫博士がいるので、UPしておけば

名前を教えてもらえる・・・(かも?)と思い、追いかけまわして

写真をget!

しかし・・・・・やはり昆虫は苦手だー




それにしてもこれから先、草が生えては刈り・・の繰り返しで

人生が終わるなんて虚しすぎる…とぼやいていたら


「会社だってなんだって、世の中はおんなじことの繰り返しだ」

と言われてしまいました。


確かにそんな風に考えると、

なんだって虚しい作業になってしまいますね。

商売人は、仕入れて,売って、また仕入れて・・・

学校の先生は、育てて、卒業させて、また一年を一から教えて・・・


それを、虚しいと思うか、思わないかの違いはなんだろう・・と

いろんな事を考えさせられた、深い<草刈り>なのでした・・・・・。